上高地へのバス停周辺から車で約10分とアクセス抜群の立地、白骨温泉はご存知でしょうか?
標高1400mに位置する秘湯で乳白色のお湯が魅力の温泉地です。
上高地へのアクセスも抜群で、前泊宿泊地としてもおすすめ。
また登山帰りに気楽に寄れる日帰り温泉も多数あるので白骨温泉にちょっと寄るだけでも楽しめますよ。
・長野県の秘湯をお探しの方
・登山帰りに日帰り温泉をお探しの方
白骨温泉(しらほねおんせん)とは
湯槽の内側が石灰の決勝で白くなるため、昔は白船温泉の名で呼ばれていましたが中里介山の小説「大菩薩峠」の白骨の巻に登場して以降「白骨温泉」の通称となりました。
白骨温泉では宿ごとに異なる自家の源泉があるためそれぞれの宿に湯号がつけられています。
すべての宿が乳白色のお湯で3日入浴すると3年風邪知らずと言われています。
効能や温度、歴史は宿ごとに異なりますのでチェックして入浴してください。
入浴した翌朝のお肌がつるつるすべすべで驚きました!
[/word_balloon]白骨温泉ベストシーズン
どの季節も違った魅力がありますが私は夏と冬をおすすめします!
夏は新緑が美しく、竜神の滝と緑とのコントラストは見事です。
標高が高く朝晩は夏でも冷えることも多いので長袖は持参していきましょう。
9月に訪れたときは朝は12度まで気温が下がり、結構寒かったのでお天気は要チェックです。
冬は雪見風呂に入ることができ非日常を味わうことができますよ。
※冬季は上高地はクローズしています。
11月ごろ〜4月ごろまで積雪の可能性があるので、必ず冬用タイヤで行きましょう。
白骨温泉〜上高地の便利なアクセス
白骨温泉は自家用車での乗り入れが可能です。
白骨温泉から車で駐車場地区バス停まで行き、バスで上高地まで向かいます。
さわんど駐車場が一番大きな駐車場で有名ですが、実は白骨温泉から行く場合は茶嵐の駐車場からバスに乗るのがおすすめ。
さわんど駐車場より茶嵐のほうが上高地と白骨温泉に近いのでさわんど駐車場まで戻らないようにしよう!
この情報、ネット検索してもなかなかヒットせず、さわんど駐車場まで戻ってしまうところでした。
道中で茶嵐駐車場を見つけ、こちらのほうが便利ということを知りました。
無料駐車場は?
公共野天風呂のすぐ近くに無料駐車場があります。
10台程停めることができ、日帰り観光客にも利用されています。
平日でも夕方は混み合ってましたので要注意。
観光案内所
白骨温泉入口入ってすぐに観光案内所があります。
古い佇まいで入ってみるだけでも価値ありの観光案内所です。
各旅館の看板の下にホワイトボードで最新情報が書かれていて当日宿泊できる宿を知ることができます。
白骨温泉周辺・上高地のパンフレットもここでゲットしましょう。
白骨温泉散策4選
公共野天風呂
白骨温泉観光案内所の近くに河原に設けられた男女別の野天風呂があります。
林の中をくだった先にありなんとも素朴な雰囲気が魅力的です。
こちらで登山帰りの疲れた身体を癒したいですね。
竜神の滝
白骨温泉のバス停より80mほど降ったところに鍾乳洞の上を流れている滝。
まるで細い糸のように無数の滝が流れる姿が大変美しいです。
三十三観音
バス停下の駐車場の斜面にしろ骨三十三番石仏群が並んでいます。
伊那谷・三河・飛騨などの湯治客が建立したものといわれています。
中里介山の文学碑
大菩薩峠の白骨の巻のなかで白骨温泉を描写し、白骨温泉の名を広く世に紹介した人物。
その業績を称え記念碑が建立されています。
おまけ 温泉粥は絶対食べたい
白骨温泉は飲泉可能で、宿には温泉と一緒にコップが置いてあります。
そんな温泉を使って白骨温泉の温泉粥は訪れたら絶対食べていただきたい食べ物。
渋みのある温泉も温泉がゆになるとまろやかで優しいお味でとっても絶品。
胃腸によく、1日のはじまりに多くの白骨温泉の宿は朝食として提供しています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
秘湯の白骨温泉は静かで落ち着きのある温泉地でした。
上高地の帰りやアルプス登山の帰りに癒されに行ってみてください。